2010年5月24日月曜日

大多和亭より。 自家製トマトソースと、簡単パスタ-その1。

我家の光シェフは、ほぼ、ひと月に一度は、自家製トマトソースを、たっぷり作り置きします。
夕べがちょうどその日だったので、このタイミングは、逃さず、取材~!?しちゃいました。

このソース、超シンプルに、最低限の味付けで、仕上げておくことで、料理に使える幅が、とても広くなります。。沢山作って容器に小分けで冷凍しておくと、便利。便利。
用意するのは、これだけ。 イタリアントマト水煮缶、バジル、たまねぎ、エクストラバージンオリーブオイル、そして塩。
光シェフが、色々試した結果、気に入って使っているのは、この缶詰。
カルガリーのイタリアンマーケットで、一缶、このサイズで、1ドル50セントから、2ドル弱で買える。
缶の裏には、女の子。『女の子のトマト缶』って、勝手に命名。

3缶全て大鍋にあけて。。
ブレンダーで、つぶす。 (ブレンダーが無ければ、ミキサー、フードプロセッサーを使ってブレンドしてから、鍋へ。)
たまねぎ2個、ざく切りして、
こちらも、プロセッサーで、あらみじんに。(無ければ、包丁で。。涙してください。。)

フライパンにオリーブオイル約4分の1カップほど。 
それから、コンロを強火に設定。
すぐさま (まだ、フライパンは、熱々になってない。) たまねぎ全て投入。
時を同じくして、鍋にバジルを全部投入して、中火に掛け始めます。
約10分、たまねぎを時折かき混ぜながらいためて行きます。
途中、たまねぎから、水分が飛んで、かなり湯気が上がります。
このたまねぎを鍋に入れ混ぜ、中火より、やや弱めの火で、表面に、泡がすこし立つ程度の火加減をキープして、全体量が、1割減るくらい、煮込んでいきます。 (火加減は、絶対焦がさないように、気をつけて~。) 浮かんでくる、泡状の、アクを丁寧にとりながら。。
 今日は、約45分煮込んで。。。

煮詰まってきたら、最後に、塩、約小さじ一杯。
これで、できあがり。 (え~!?これだけぇ~?って声が聞こえそうですが。。)
鍋を火からおろして、あら熱とってから、冷蔵庫へ。あるいは小分けで、冷凍庫へ。
後々大活躍~。します。
我家で、かなり活躍中の、お助け調理器具。 右の手に持つ、小さなモーター部分に、左の各種パーツをドッキングさせて、ホイップ、ブレンダー、プロセッサー。。と、お手軽に変身。。。洗うのも、簡単。
小さいけど、ターボ機能も付いてて、パワフルで、小回り効きます。
****************
では、このトマトソースを使った、簡単パスタを一つ。 
(今日は、マツの実とアンチョビのトマトソースです。)
3人分で、用意する具材は、これだけ~。
これも、イタリアンマーケットで、ゲット!の、アンチョビフィレの瓶詰め。
マツの実をまず、大さじ3杯。(一人分、一杯計算)
気持ち大きめの粗みじん。。状につぶす。
用意しておいたにんにく ひとかけ、と、アンチョビ一切れも、粗みじんに。
今日は、スパゲッティで、行きます。お好みで、スパゲッティーニでも、OK。
フライパンに、(まだ火は入れない。)オリーブオイル大さじ2杯、刻んだにんにく、アンチョビ、そして、乾燥赤唐辛子一本を砕いて入れて。。
このまま、ちょい、待機させる。
パスタを茹でる。(今日は3人分。。)
パスタ茹で上がりの約2分前に、フライパンに火を入れる。(強火でOK)
油にしっかり熱が入って、(にんにくは、決して焦がさず)にんにくから、ぷつぷつと、空気の泡が、出てくるくらいに2分弱でなるので、そこに、茹で汁を、コップ半分弱加え。。
アルデンテに茹で上がったパスタ、投入~。ここで、軽く、あおって、全体を馴染ませて。。
ここで、自家製トマトソース(暖めてある)を、お玉山盛り2杯。
ソースを絡めたら。。
マツの実。。
オリーブオイルをさらっと掛けて、全体に、塩、胡椒。。これで、味を調え、フライパンを振り混ぜ、
全体の水分を乳化させる。。(これ大事だそうです。)
器に盛ったら、パルメジャーノレッジャーノを、軽く摩り下ろし、パセリフレークを軽く振って。。
出来上がり。。マツの実の粒つぶの口当たりと、遠くのアンチョビの海の味と、オリーブオイルで、絶妙に乳化した、トマトソースのやさしい味のパスタです。。

10 件のコメント:

M さんのコメント...

待ってました、トマトソース!!
とってもシンプルなのに、なぜか凄く美味しかったのをおぼえています。
なるほど、トマト缶ひとつとっても吟味して選んでるのですね。そんなこだわりが美味しさの秘密かな。

玉ねぎとトマト缶は別に火を通してから合体するんだ!
私はいつもいためた玉ねぎにトマト缶を投入してました。
光シェフ、それじゃダメなんですか?

もう一つ質問。
バジルは入れたまま冷凍しちゃっていいんですか?

匿名 さんのコメント...

来ましたね。待ってましたレシピシリーズ。
こんど作ってみよう。

“+”

光 さんのコメント...

炒めた玉ねぎにトマト缶を入れても別に良いのですが、
玉ねぎの分量が多すぎると『玉ねぎソース』になってしまう可能性があります。
人によっては玉ねぎと人参、セロリなどの分量を極少量にして
トマトの風味を大切にしている人も居るくらいです。
俺はあまり気にしませんが、気になれば冷凍する前にバジルだけ取って下さい。
本当はレストランなどでは全体をこしきできれいにこしてしまうのですが、
我家ではもったいないのでやってません。

M さんのコメント...

なるほど。
大事なのは味のバランスですね。
それにしてもカナダのものは缶も袋もみなデカイ!!

ひとつ気になってるんだけど、レンジと箸立ての間にある大きな白い物体って、まさかニンニクじゃないよね??

いすず さんのコメント...

うちの旦那さんも、トマト缶はイタリアのもの!
全然味が違うっていってます。
私も小粒さんと同じく旦那様にお任せしてまーす。

小粒 さんのコメント...

Mさんへ。。

あれは、にんにく!です。って、言っても、本物の食べられるにんにくじゃなく~。 にんにくの形をしている、にんにく調理用の陶器の器。。イタリアンマーケットで、やっぱり買った。あの中に、にんにくを入れて、オーブンで、焼くのに、本当は使うものらしい。。。。でも、我家では、にんにくを保存するのに、使っています。。。

そうそう、今日、キリンのTシャツが届きました~。こんなところで、お礼もなんですが、ありがとう~~~。。

あいうえお さんのコメント...

美味しそう!愛情こもった味。何よりもの御料理で最高でしょうね!私は愛情こもったお料理が一番美味しく感じて一番嬉しいんです。素敵なパートナーがいるって本当にありがたいことですねー。
しかし、しばらく見ていないと既にたくさんアップされていて・・・すごい書き手パワーですねー。こちらもすばらしい!

小粒 さんのコメント...

みなさん、コメントありがとう~。

まだまだ、書くよ~。

せつ さんのコメント...

ブレンダーがうちのと同じだよぉ。
でも、もっぱら使うのは私。
それも、餃子のタネとハンバーグぐらいしか
登場しない・・・(汗)
先日初めて、モーちゃんが
ドレッシング作るのに使ってた。
便利だよね!

Meiko さんのコメント...

せっちゃんへ。
そうそう、軽いし、洗いやすいし、便利です。。。

フルーツアンドヨーグルトドリンクなんか、作るときも、重宝します。。 果物(イチゴや、ピーチ)、野菜(にんじんちょこっと)ヨーグルト、牛乳、メープルシロップ、あと、氷を入れて、フレンダーで、ご~~~。。っと。それ専用みたいな、プラスティックの大型のカップも付いてきてました。。